コナーの大好物一式♪
今日は、私がアジトレーニングで使っている「ご褒美」を紹介したいと思います。
前回のドロシーさんとの補習や、リコールのクラスでも言われたことなのですが、トレーニング中にワンコの集中力がなくなったり、逃走して呼んでもすぐ来なかったりする原因の一つに「ご褒美がショボすぎる」とゆーのがありました。
ちなみに、私は家の中や庭など、比較的誘惑のない場所では、ふつうのドッグフードを使ってトレーニングをしていますが、それ以外の屋外やクラスなどでは、もっと魅力的なトリーツをあげたりして、ご褒美をぐーんとつり上げてたつもりだったのです。
が、アジリティコースやドッグランのような場所では、それでも「足りない」と言われました。(汗)
とにかく他の犬、匂い、騒音など、誘惑だらけの屋外では、自分の犬が「コレのためならなんでもやる!」というくらいのご褒美が必要なんだそーです。
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ちなみに、よく飼い主との「主従関係」(←モダントレーニングでは死語)がなってないからだとか、犬が飼い主の事が好きだったら、オヤツなんか使わなくても言う事を聞く、などと主張するひとがいますが、そーゆー人に限って、実際に使っている方法は「言う事聞かないと怖い目に会いますよ」みたいな脅迫じみたものだったりします。(←悲)
もちろんそんな方法、ドッグスポーツで使える訳ありません。
それで、私の新しい「新兵器」がこちらです。
まずこちら、「モヒカン」かえるとビーバーのぬいぐるみ
先日コナーがトレーニング中に盗んだトーイと同じ物です。
このモヒカンかえる(←モヒカンはどーでもいいですが)の背中が開いて、中にトリーツが入れられるようになっています。私は本物のチキンを千切ったものを入れてます。
ビーバーも同じようにお腹が開きます。
チキンの匂いがするので、コナーも夢中になってタグしてくれます。
そして、その後ご褒美に中を開けて、チキンの欠片をあげれば、コナーもタグをするのがどんどん大好きになります。
月曜のクラスでは、あまりにも引っ張り過ぎて、すでに2つダメになってしまいました。(汗)
そして、こちら何だと思いますか??
「Bully Stick」と呼ばれてますが、その名の通り?、雄牛(Bull)のお○ン○ンを乾燥させたものです。(!!)
すんごく堅いので、破壊魔コナーの顎でもしばらく持ちます。
実はワタクシ、学生時代に農場でバイトをしていたことがあって、本物の雄牛のものをみた事があるのですが(仰天するくらい巨大)、ひからびてしまうと結構こんなものなのねー、とちょっとしんみり。(←これ以上書くと下ネタじみてくるの止めます)
このBully Stick、ドロシーさんのおすすめで買ってみたのですが、コナーの大のお気に入りになりました。
順番待ちの時などに、これを手にもって、コナーにガシガシさせると、その辺をフラフラしないので、集中力を持続させることができます。
そして、こちらもコナーが「目のない」ブタ耳。これは新しい動作などを成功し、ブレイクスルーした時などに、ボーナスとしてあげています。
他にも、ピーナッツバターをチューブに入れて舐めさせると言う手もあります。
とにかく、一番のキーポイントは、これらの「スンバらしいご褒美」は、トレーニング中や屋外(ドッグパークなど)でしかお目にかかれないということです。普段から家などでいつも与えていては、その価値が半減してしまいます。
このように、場所と状況に合わせてご褒美を使い分けるって、思った以上に効果があるんですよね〜。ここ2、3ヶ月で、コナーの学習速度がぐーんと上がったのも、このご褒美の「使い分け」が上手にできるようになったことが大いに関係していると思っています。
これは私のトレーナーさんの口癖なのですが「ショボイご褒美を、ほめちぎることでごまかすな」。(←笑)
もちろん、本気で褒めてやることも大事ですが、それに伴う実質的なご褒美も同様に大切なのだそうです。(人間だって、たとえば会社の上司から業績を讃えられ、むっちゃくちゃ褒めちぎられても、いざボーナス袋を開けてみたら「千円札一枚」だったらやる気なくなっちゃうでしょうきっと。)
犬も同じ、いつも「What's in it for me???」(私にとって何のメリットがあるの?)と考えてるのだそうです。
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