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2017/04/25 00:15 |
治療歴21~サイコセラピー

まだまだ体力的に厳しい日が続いています。この日は初めてサイコセラピストと会うことになっていました。JJが「まことが自殺するかもしれない」と大騒ぎしたので、ドクターパムが心配して、同じS大付属病院、統合医療科(Integrative Medicine)のスー先生(仮名)を紹介してくれていました。

たしかにJJには思い余って「(こんな辛い思いをするなら)死んだ方がましだ」と言ってしまいましたが、本気で自殺しようと思ったわけではないです。誤解させて本当にごめんなさい。反省しています。

こっちの人は、歯医者さんにでも行くような感覚で、サイコセラピストや精神科医に掛かっているようですが、私にはずっと抵抗がありました。いくら医者でも他人に自分の気持ちや感情を赤裸々に話すのは、私の性格からして容易なこととは思えなかったからです。

ちなみに、こっちでは精神科医やサイコセラピストのことを俗語で「シュリンク(Shrink)」って言うんですよね。あまりいい呼び方じゃないけど、由来はアメリカンインディアンの儀式で、戦いで勝ち取った敵の頭の頭蓋骨を抜いて乾燥させる「ヘッドシュリンキング(干し首)」から来てるそうです。「(精神科医に会うと)あなたの頭の中めちゃくちゃにされちゃいますよー」っていうことらしいです。

でもいつまでもそう懐疑的になってもいられません。いまは心をオープンにして、役に立ちそうなものは、とにかく何でもトライしなければ...。

しかし、いざスー先生に会ってみると、そんな警戒心もすっかり無くなってしまいました。背が高くてかっこよくて、優しそうで(注:スー先生は女性です)、早口のアメリカ人と違って、ドイツ語っぽい訛りで(後でスイス人だと分かる)ゆっくり話してくれるので親近感が沸きます。気づいたときは、辛くて悲しいまことの「闘病ドラマ」を自分で語りながらワンワン泣いていました...(恥)。今までどんなに痛くても、苦しくても他人の前でこんなに泣いたのは初めて。さすが「シュリンク」。

というか、今までずっと泣きたくても泣けなかったのです。「感情的になることは悪いことだ」「泣くのは弱い証拠だ」とずっと頭に叩きこまれてここまで来たため、他人に「泣き虫」のレッテルを貼られるのが怖かったのだと思います。でもスー先生はこう言ってくれました。「泣くのは決して悪いことじゃない」そして「ガンという病気は、あなたがもっと自分の感情を解放する機会をくれたのです。我慢せずに泣きなさい。」

たしかにしっかり泣いたあとは気分が晴れますね。誰かが以前言ってた「(がんは)頑張らなくていい」という意味が、少しわかったような気がします。

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2007/11/25 22:25 | Comments(0) | TrackBack(0) | 過去の記録4~復活編

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