今日は、月曜のコナーのアジリティトレーニングのことを書きたいと思います。(が、写真を取る余裕がなかったので、一枚もありません、ごめんなさい。)
今週も、ジャンプとトンネル(パイプ)を中心に練習しました。
ところで皆さん、犬にこのような障害物をクリアする方法をどうやって教えるかご存知ですか?
私のように全く知らない方だと、なんとなく最初は、オヤツなどで釣って誘導しながら、ゆっくりと障害物に慣れさせ、そしてだんだんスピードを上げて行く...てな感じのやり方を想像しませんか?
まあ教え方はいろいろあるんでしょうが、ここのクラブでは、そのような「誘導法」は全くやらず、いきなりテンションMAXのフルスピードで始めています。だからコナーをコントロールするのは至難の業(汗)。
トレーナーのドロシーさん曰く、最初にゆっくり障害物をクリアするように教えてしまうと、結局は後で速く走り抜けるように、また教え直さなければイケナイので「二度手間」なんだそーです。
んで、私たちが今もっぱら使っているのが、この「ターゲティング」というテクニック。
例えば、スタート(A地点)からフィニッシュ(B地点)まで、まっすぐ約10メートルの距離があるとします。B地点には、トーイなどの「ターゲット」が置かれています。(もしくはスタートと同時にそこへトーイを投げます。)
犬は、スタートラインで待っている時、すでにそのトーイでめちゃくちゃテンションが上がっているます(ていうか上げさせます)。そして「GO」という合図と同時に、ターゲットのあるB地点まで、犬はもの凄い勢いで走っていきます。
この「もの凄い勢いで走れる」と言うのが、アジで言う所の「集中力」なんだそーです。実際、あまりテンションがあがらずに、てれてれと走って行く犬もいます。私のクラスメートの良い子のレトリバーちゃんみたいに、合図と同時に、トーイではなく、飼い主めがけて走っていってしまうコもいます。
普通なら凄く良い事なんでしょうけど、アジでは「Big no no」なんです。これ、最初は苦労すると思います。
まあコナーの場合は、フィニッシュで止まらずに、そのままターゲット(トーイ)をくわえて逃走するという、別の問題がありますが...汗。
そして、この「猛ダッシュ」が出来るようになったら、A地点とB地点の間に、トンネルとジャンプなどを置くのです。
つまり、犬がターゲットに向かってつっ走るライン上に「たまたまトンネルやジャンプバーがある」って感じです。犬はなにも考えずに、ただくぐり抜けたり、飛び越したりするだけです。(←まあ、犬なので、そのくらいは自然にできるでしょうから、言われてみれば納得なんですけどね。)
以前よく、ゴルフのレッスンプロが「ボールを打とうせずに、むしろクラブをしっかり振り抜く事に集中し、そのプレーン上にたまたまボールがあった、くらいの感覚が良いのだ」と言っていたのと何となく似てるでしょうか???
で、この「猛ダッシュ練習」、最初は直線から始めましたが、今週は「曲線のトンネル+ジャンプ2つ」など、難易度を少しずつ上げています。
障害物の種類にもよりますが、とりあえずトンネル&ジャンプに関して言えば、最初にのろのろとクリアする癖を付けてはいけないのだそーです。
トンネルは、レースカーのように、犬が側面を走り抜けるくらいが良いのだそう。(笑)
コナーも名実ともに「MACH FIVE(マッハ号)」になれるかな?
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