トレーナーのドロシーさんと、「MACH4」のセスナちゃん♪
先週の土曜で、楽しかったHounds...のクラスも終わり、本当ならば、今日(土曜日)は何もトレーニングはなかったのです...が、先日ちょっとお話した通り、朝からアジの「補習」クラスに行って来ました。
先日のグループレッスンで、ハチャメチャコナーが爆発して、殆ど練習にならなかったので、トレーナーのドロシーさんが、個人レッスンをしてくれました。
具体的に何がハチャメチャだったかというと、トレーニングの真っ最中に、突然コナーが、近くの椅子の上に置いてあった、他のワンコのオモチャを掴んで逃走したのです(滝汗)。
そのオモチャ(カエルのぬいぐるみ)は、背中がマジックテープで開くようになっていて、中にはトリーツがたくさん詰まってました。
コナーはそのテープをこじ開けて、中のトリーツをむさぼり始め、私が走って行って止めようとすると、またそれをくわえて逃げ、大混乱(汗)。もちろんこんな時に、怒鳴って呼び戻し、さらに叱りつけたりはできません。なので、コナーが自主的に手放すまで待つしかありません。
やっと取り戻した時には、オモチャは泥だらけ、トリーツは殆ど食べられてました(汗)。
そのオモチャの持ち主の方、かなりムカついてたと思うんですけど、私は謝って「弁償します」と言う事くらいしかできなかったし、さすがにコナーには腹が立ったけど、その怒りをコナーにぶつける訳にもいきません。
こんな時は、せいぜいクレートに入れてタイムアウトさせ、「残念ね。言う事聞かないから、あなたの出番はなくなりましたよ」というメッセージを送るくらいです。
でもですね、もっと正直に言わせてもらえば、ノーリードで走り回っている犬が居るところで、匂いぷんぷんのトリーツの入ったオモチャを、無造作に椅子の上に置きっぱなしにしてるっていうのは、普通トレーニング中にありえないと思うんです。これじゃあ、犬が失敗するのをセットアップしてるようなものです。
コナーが「横取り」に成功すればするほど、その好ましくない行動はどんどん「強化」させてしまいます。
私は「犬に失敗させて罰を与える」という方法は取ってないので、トレーニングでコナーが信頼できるレベルになるまでは、そういう状況を作らないように、前もって「防止する」するのが普通です。
まあ、そんな理屈を並びたてても「完全にしつけがなってないコナー(とその飼い主の私)が悪い」と言われてしまえばそれまでなので、何も言いませんでしたが。
そして、私が恐れていたとおり、さらにこの後、これで味を占めたコナーが、こんどはまた練習中に突然、その飼い主の所に走って行って、今度はその飼い主の手からそのオモチャを奪い取って(←!)また逃走したのです!!(大汗)
もうこうなってしまえば、完全にタイムアウトです。
コナーをクレートに入れて、残りの時間は見学するだけ、全く練習に参加させてあげませんでした。
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こんな風に書くと、これってもう絶望的じゃん、って思われるかもしれませんが、結構私はそう思ってなかったりします。(笑)←超ポジティブ思考??
実際、コナーはここ4ヶ月でみるみる成長したし、かなりの誘惑があるところでも、セルフコントロールが効くようになりました。なので、このままトレーニングを続ければ、トリーツ入りオモチャの誘惑に負けなくなるのも、時間の問題だと思ってます。
ただ今回は、これが出来る前に「大失敗する機会」を作ってしまったのが残念ですが...。
実際、コナーはここ4ヶ月でみるみる成長したし、かなりの誘惑があるところでも、セルフコントロールが効くようになりました。なので、このままトレーニングを続ければ、トリーツ入りオモチャの誘惑に負けなくなるのも、時間の問題だと思ってます。
ただ今回は、これが出来る前に「大失敗する機会」を作ってしまったのが残念ですが...。
こちらはコナー並みのやんちゃ坊主、パイパー君
まあ、ひとつ救われる事があるとすれば、これをトレーナーのドロシーさんも十分理解してくれてる、ということです。
ハッキリ申しまして、今のコナーのクラスメートは、本当に元来扱いやすい犬ばかりです。学習速度も速いです。だから、やんちゃでもともと我の強いコナーのようなタイプは、きっと少なくとも、他の犬の倍の努力はしないといけないと思います。
トレーニングに時間が掛かっても「当たり前」なんですよね。
だからドロシーさんも、クラスでコナーが「落ちこぼれ」ないように、こうやって個人で補習をしてくれることになりました。これからも、月2くらいで、コナーが遅れをとらないように、様子を見ながら個人レッスンをやってくれるそうです。
そして「絶対大丈夫だからあきらめないで」とも励ましてくれました。
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ただ、ひとつだけ、こーゆー状況での大きな間違いは、飼い主があせってイライラして、やたら犬を叱るようになったり、手っ取り早く「体罰道具」に走ったりして、厳しい、罰式の訓練にかえたりすることだそうです。
よくありがちですよね〜。(汗)
犬が成熟する速さに個体差があるのは当たり前。もっと自分の犬を信じてもいいのでは。
今まで通り「ただ、倍の努力」をすればいいだけなのよ〜ん♪
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