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2024/03/29 06:34 |
☆UNDERDOG CONNOR☆ その1


またまた英語のレッスンのお時間です。(笑)

皆さん「UNDERDOG(アンダードッグ)」と言う言葉を聞いた事ありますか?

オンライン辞書で調べると「敗北者」とか「負け犬」とか出てくるんですけど、実は全くニュアンスが違うと思います。使い方によっては、こんな風にネガティブな意味はないです。

特に、スポーツなどで使われる(あと、競馬も?)「UNDERDOG」は、普通勝ち目のないと思われてる挑戦者のことをさします。逆に勝つだろうと思われている方は「FAVORITE」です。

例えは、ゴルフではTIGER WOODSはいつでも「FAVORITE」(少なくとも今までは...汗)、去年、タイガーを敗り、PGA選手権を勝ち取って世界を驚かせた韓国人ゴルファー(名前忘れましたが...)は「UNDERDOG HERO」でした。



なぜ突然、こんなことを書くかと言うと、昨日のアジリティ適正テスト。将来有望なアジリティ犬に囲まれて、ハチャメチャダル、コナーは完全に「UNDERDOG」だと思い知らせれました。(滝汗)

先日も少しお話しましたが、このテストで評価されたのは、

1.犬の社会性(人間や他の犬に対して友好的で、怯え、攻撃性などを示さない。)
2.犬の健康状態(スポーツに適しているか)
3.犬のオビディエンス・レベル(ディストラクションの多い環境で飼い主の合図に従えるか)
4.犬のモチベーション・レベル(ターゲットや飼い主のかけ声でどれだけテンションが上がるか)
5.アジリティ道具への反応(道具に対して恐怖感や、不信感を示すか)
 
***

まあ、1と2は最低条件なので、オリエンテーションの時に、インストラクターがそれぞれの犬の状態を観察していました。


そして実際のテスト(3〜5)の始まりです。
 
テストされる詳しいスキルは知らされてないので、何が出てくるのか分かりません。

もちろん、これらのスキルはアジリティ初心者コース「FOCUS & MOTIVATION」でさらに訓練されるので、今の段階で完璧である必要はない、と言われました。

ちなみに広い屋内のテスト会場は、リングゲートのみで仕切られた(コナーなら容易に飛び越せる)別のエリアでは計20頭近くのワンコがトレーニングを行っています。小さなクラスルームで4、5頭と訓練をやって来たコナーにとって、ここは全くの別世界。コナーの興奮状態も半端ではありませんでした。

なのに、いきなり最初はコナーの大の苦手、ディストラクション・テスト。回りを人や犬が歩いても、飼い主の目の前で「sit-stay」の状態でアイコンタクトをキープしないといけません。

他のワンコはほぼ完璧。コナーは...はい、飼い主は必死、オヤツを見せて、合図を出し続け、一生懸命注意を引いてふんばっていましたが、人や犬が至近距離を通るとそちらへ頭をプイッ。そして立ち上がる、シッポブンブンで近づこうとする...(大汗)。飛びつかなかっただけ、救われたのかも。

リードが張ってしまい、必死で制御(でも強引に引き戻したりできません)、名前を呼び続けて、やっと注意を私に戻してくれました。

インストラクターは無言でただじっと見てます。

初っぱなから、これで一気に私の「劣等感」が急上昇...。
 
 
***
 
そして、続く2番目はモチベーションのテスト。
 
これは犬をsit-stayさせ、飼い主がダッシュします。そして途中で飼い主が「come」と合図を掛け、犬がダッシュで追いかけて、飼い主に追いついたところで、タグトーイを使い、犬と「引っぱりごっこ」をして奮起させるというゲーム。

 


私は実は、コナーと「タグ」をしたことが殆どありませんでした。以前、ダンさんとのリーダーシップトレーニングで、引っぱりごっこはしないようにと言われていたからです。

でも、後になって、ジーンドナルドソン氏の本を読んでいて、きちんとルールに従ったタグならよい運動になるから良いと書かれていて、やってみようかなと思っていた矢先でした。

そして、それよりも私の一番の不安は、低い柵(リングゲート)の向こうのトレーニング中のたくさんのワンコ(汗)。リードを放してしまうと、コナーは興奮のあまり、そちらの方に走って行くのではないかという恐怖にかられました。

しかし内心不安でたまらない中、私の番がやって来ました。

「コナーきちんと座って待てをやるんだぞ〜!」

最初はきょろきょろ興奮していたコナー、どうにか座ってくれました。そして「STAY」と声を掛け、リードを放し、私は反対側にダッシュ、途中で振り返ると、コナーまだ私を見てました!そして「COME!!」

次の瞬間、コナーは猛ダッシュで私めがけて走ってきました。私を追い越してしまうのではないかというくら凄い勢い。

でも、わたしがタグトーイを差し出すと、コナーそれに食らいついてくれました。そしてその後は、これまた凄い勢いでトーイを引っぱり回します。

後ろでインストラクターの「EXCELLENT!!」と言う歓喜の声が聞こえました。

私はとにかく必死だったで、喜ぶ余裕すらありません...。

このテストは2回繰り返したのですが、2回目もコナーも凄い勢いで私とタグプレイ。またまたインストラクターから「WONDERFUL JOB!」のお声が掛かりました。

最初のフォーカステストがダメだったコナーも、これでかなり救われたのかもしれません。(汗)

でも、他のワンコを観察していて、皆オビディエンスはほぼ完璧なので、飼い主を追いかけて行くのですが、やはりお上品でタグをやらないワンコも居るんですよね。

ちなみに、私、今日首、肩、腕がかなり筋肉痛です(汗)。

はっきり言って、まともに走ったのも、がん発覚以来、約3年半ぶりです。それで昨夜はどっと疲れてしまいました。

そしてこの後、いよいよアジリティ道具の試乗?があったのですが、長くなってしまったので、また明日にします(すみません。)

 


回りの誘惑に負けず、ママと一心にタグしてくれたコナー。

やればできるじゃん♪

***
 
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2010/01/30 18:30 | TrackBack() | コナーのしつけ・訓練

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