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2017/06/23 08:48 |
陽性強化トレーニングをやってみよう♪


あるトレーナーの言葉:

罰式のしつけ・トレーニングは、部屋の中にいる1匹のゴキブリの為に、部屋中に毒性の殺虫剤を撒くようなものです。不必要なダメージが大きすぎます。


 (警告:今日も写真少なちょー長文です。)


一昨日の記事を更新した直後に、トレーナーさんから連絡があり、昨日からの予定だった、コナーのトレーニングクラスがまた1週間延期になりました...。

今回はトレーナーさんの都合じゃなくて、単にスクールのスタッフの人が、始まる日を間違えてウェブに載せていたそーです。(←最後の最後まで誰も気付かない所がやっぱりアメリカだわ...汗)

なので、やる気満々だった私はまた拍子抜けしてしまいました。

***

ところで、一昨日の記事で書いた「ソファ解禁」で思い出しました。

ずっと以前に、コナーを「ソファ&ベッド全面禁止」にしたとブログに書いたのですが、とある方から、一体どうやってしつけたのか、ブログで紹介して欲しいと言うメールを頂いていたのです。その事を、ずっと忘れてしまってました。(遅くなってすみません。)

私がいつもこだわっている訓練法をご存知の方は、だいたい想像がつきますよね?

興味のある方は、どうか読み続けてください♪


はい、もちろん犬がソファーに乗る事は「いけない事」なので、すぐに現行犯で捕まえて叱ります。それでも聞かない場合は、さらに声を張り上げて怒鳴り、それでも降りない場合は、首輪をつかんで引きずり下ろします。

これを毎日続けているうちに、コナーは「反省して」ソファーに乗らなくなりました〜♪


な〜んて、もちろん大嘘ですよ!(汗)


上の記述は犬に対する、完全に間違った概念で、ましてやこんな方法、犬にとってフェアじゃありません。

まず「犬がソファに乗るべきではない」という考えは全くの人間基準です。犬の世界にそんなルールはありません。犬にとって、ふわふわした心地よいソファーに上がるのは、暑い日に日陰に入る事や、寒い日に、ストーブや暖炉のそばに行く事のようにごく自然なことです。

なのに、ソファーに上がった時だけなぜかどやされる??...きっと犬の頭の中では「なんだか分からないけど、ソファーに上がると、とつぜん飼い主が狂乱してヒステリーを起こす、怖い、危険だ、飼い主の前でソファーに乗るのはやめよう」くらいの考えしかないと思われます。

もっとアグレッシブな犬になると、逆に飼い主に逆らって、唸ったり噛み付いたりするでしょう。

犬がソファーに乗る事は「悪いこと」だと悟る日は、本当に来るのでしょうか?




こんなことしてお互い(飼い主と犬が)神経をすり減らさなくても、もっと友好的に人間のルールを犬に学習してもらう方法はあります。

陽性強化の理論やテクニックを熟知している人は、このあたりはベーシックなので、私なんぞにいちいち言われなくても分かりますよね?

でも、あまり知らない人は、陽性強化なんて、ちょっとばかり流行ってるからと言って(←私の住んでる辺りでは定着してます)全く叱りもせず、褒めるだけの甘っちょろい方法で犬のしつけができるわけがない、と思うかもしれません。

でもそれは「言う事聞かないと、酷い目に合いますよ」的に育てられた人間の狭い見解にすぎず、実際の所、犬にとっては、人間の子育てのような方法が、必ずしもベストではないと言われています。(ちなみにアメリカでは、人間の子供もこんな風にはしつけません。いわば陽性強化に近いと思います...笑。)

***


で、犬の学習理論って聞いた事ありますか? 単純なので言えば、昔、小学校の教科書にも載ってたスキナー(だったっけ?)の法則。つまりメトロロームを鳴らしながら、犬に毎日餌を上げてると、そのうちメトロロームの音を聞いただけで、ヨダレが出てくるというアレ..覚えてますか?(笑)

つまり、犬は習慣の動物です。本来犬が自然にできない事も、反復練習をくり返している内に、それが最後には習慣的な行動に変わっていきます。

この犬の習性に基づいて、開発されたのが陽性強化トレーニングです。だから厳しいとか甘いとかいう次元の問題ではありません。まったく発想の違う、実験や観察などで得た「科学的根拠」に基づいた学習方法です。陽性強化が「画期的」と言われる理由はここにあると思います。


さあ、ここまでは皆さん、納得していただけましたでしょうか〜?(←ガッテンの立川師匠風に...笑)



 

で、遠回りしていまいましたが、ソファの件に戻ります。(汗)

まず、ソファーだけでなく、拾い食いするとか、飛びつくとか、吠えるとか、犬が自然にやってしまう行動を「悪いこと」と思うのはやめましょう。悪いことと思うから、叱るとか、罰するとかいう「発想」が生まれてくるのです。

ちょっと発想を変えて、「悪い事を止めさせる」と言うより、そーゆー時に、代わりにやって欲しい行動を犬に教え込むのです。その方が、犬にとっても具体的で分かりやすいと言います。

たとえば、コナーの場合、「ソファーに乗る事(get up)」と「ソファーを降りる事(off)」の両方をコマンドとして教えました。

最初はオヤツやオモチャで誘導して、コマンド(言葉)の意味を覚えさせ、あとはその反復練習です。そして次第にソファに乗ったときには報酬をあたえず、降りた時だけ与えるようにします。もちろん、その行動が習慣になってしまえば、オヤツはいりません。

ちょっとお恥ずかしいですが、例を見て頂くと分かりやすいと思うので、ビデオにアップしました。(カチッという音は、クリッカーで、これを使うと、タイミングを取るのが簡単になり、犬もどの行動で褒められてるのか、分かりやすくなります。)




この練習を繰り返している内に、ふざけてコナーが勝手にソファに飛び乗ってしまった時でも、「off」と普通の口調で合図すれば、反射的に飛び降りるようになりました。

ただひとつ、ダルメシアンのような賢い犬は、コマンドを覚えるのは早いですが、覚えることと「習慣になる」ことは別です。とにかく反復練習です♪

このように、陽性強化訓練には「罰式、服従式訓練」とは全く発想の違うテクニックがたくさんあります。深く学べば学ぶほど「開眼」していきます。

ありとあらゆるシチュエーションでこのテクニックが使えれば、怒鳴り声はおろか「NO」なんて言葉すら必要ありません。

皆さんも、こんな方法初めて聞いたけど、愛犬とストレスフリーでしつけ、訓練を楽しみたいという方は、ぜひぜひトライしてみてくださいね♪



ガッテンした方は、ぜひこちら(↓)お願いしま〜す♪(笑)

 
 
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2009/12/11 08:07 | TrackBack(0) | コナーのしつけ・訓練

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