
あまりにも素敵な笑顔だったので、ネットからお借りしました。多分本人は気にしないと思います。(笑)
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マスコミでも大々的に取り上げられた、肝臓移植から約5ヶ月、まだまだ痩せていますが、それでもエネルギーと生命力に溢れた姿を見て、私は感激で胸がいっぱいです。
え、どうしてそんなに嬉しいのかって?
え、どうしてそんなに嬉しいのかって?

このブログの常連さんは、いつも耳にタコが出来るほど聞かされてますが(すみません...汗)、ご存知でない方のために...スティーブ・ジョブス氏は、私と同じ、稀な膵内分泌腫瘍を患っています。
彼の2004年の最初の大手術は、私の命の恩人でもある、S大の名物外科医、たまごっち先生が執刀しました。
私が手術を受けたときも、「スティーブ・ジョブスが信頼できた医師だから」という妙な自信がありました(笑)。
そして彼は4年後に再発(←多分)、今回のテネシー州での肝臓移植となった訳です。

この間ずっと、世間では様々な憶測が飛び交っていました。
無知な"やつら"は「ガンの再発なんて死んだも同然」と言った心ない事をネットで書き立てています。
プロのビジネスライターたちですら、肝臓移植を受けなければならないほどの「末期膵臓がん患者」(←これは間違いです)にCEOは勤まらないとか、彼の辞職後のアップルの株価や経営に対する懸念だとか、彼が「予後」を公表しないことに対する批判だとか、そんなことばかり。

もちろんジョブス氏は、ビジネス界で多大な影響力のある人なので、ある程度の噂は仕方のないことかもしれません。だけど、皆、この病気に関してあまりにも無知で、あまりにもいい加減な事を書き過ぎです。(プロのライターなら、その辺も少し勉強して欲しいです。)
しかし、ジョブス氏がどういう過程を踏んで、今回の肝臓移植に至ったか、大体の推測のついた私は、彼は絶対に復活すると信じていました。
それにやはり、がんに関しては、がん患者本人にしか分からない事ってあると思います。
同じ境遇を辿った者にしか、理解しえない事ってあると思います。

彼が「予後」を公表しなかった理由も、一般に言われていた「公の人間のくせに無責任だ」なんて次元の問題ではなく、彼は本当に復活する自信があったからだと思います。
彼のような、何十年もの先のビジョンが見える天才ならば、自分の健康が今後どうなるかなんてのも、しっかり見通せてるのかもしれませんしね(笑)。

人間、そう簡単に死ねるもんじゃないです。
私だって、何度でも復活してやりますよ〜♪

コナーよ、あんたもゴキブリでも雑草でも良い、たくましく育ってくれぃ!
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