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2024/03/19 11:33 |
真夏でも涼しくなる恐ろしい話?!

今日は、コナーが食べてしまわないように、庭のプラムを摘みました。



相変わらずお腹の調子がいまいちなまことです...(汗)。

メールのお返事も遅れてます、すみません。

今日はずっと家でゴロゴロしてたし、もうそろそろ、ずっと手を付けていなかった、今年半年分の医療費の支払いをしなければと思い立ちました。

束になった請求書を整理しながら(見たくなかったので封も開けてませんでした...汗)、初めて金額を見てびっくり。全部あわせると、なんと自己負担額が3000ドル近く(約30万円)になってます。 

今年は去年のスイス治療以来、サンドスタチン注射(保険適用後はタダ)以外は何もやってないし、せいぜいCT検査、レントゲン検査、血液検査、そして外来診察くらいです。

それなのに、どうしてこんなに高いの??





 
 何かの間違いかもと、病院と保険会社に問い合わせてみたのですが、その時初めて、保険会社との契約は、年の最高自己負担額(3000ドル)に達するまで、すべての検査費、治療費の1割を自己負担しなければいけないと知りました。

3000ドルなんて、アメリカで医者に掛かれば、焼け石に水のようなものです。




ちなみに、私の病院では腹部CTを一回撮るのにかかる費用は約8000ドル(80万円)。だから自己負担は800ドル(8万円)。これは病院の施設代だけです。あと医者がCTを分析するのに掛かる費用は1時間あたり400〜500ドルチャージされます。

MRIやオクトリオスキャンだと、倍の160万円は余裕で掛かります。血液検査ですら数万円です。

だからこれらの費用を1割負担するとすれば、2〜3回検査を受けただけで、すぐに3000ドルに達してしまうのです。



ゆっさ、ゆっさ...「僕も食べる〜っ」



ちなみに、入院となると1晩の「宿泊費」だけで200万円は掛かります。(どうまかり間違ったらこんな数字になるのか私にはわかりませ〜ん。)

だからこちらでは滅多なことで患者は入院しません。抗がん剤治療や部分麻酔の外科手術などはすべて「日帰り」です。「安静にするため」とか「様子を見るため」なんて理由で入院させてくれません。そんなことは自宅でやれ〜って感じで、さっさと追い出されてしまいます(汗)。




ちなみに、私は大掛かりな開腹手術、高カルシウム血症の治療、肝膿瘍、腸閉塞で5回入院して、その他にも何度も抗がん剤治療、検査等を受けているので、この2年半で掛かった費用(つまり、病院が保険会社に請求した金額)は軽く百万ドル(1億円)を超えています。

こんなの個人じゃ家を売ったって払えないわよ〜!!

なのに、アメリカには政府の国民皆保険制度もなく、実際、失業者、低所得者など、医療保険に全く入っていない人もたくさんいます。こんな人たちが病気にでもなったらどうするんでしょう??

「 え〜、どうせアメリカの話だから私には関係ないわ」って思っているそこのあなた!(笑)

ちょっとハワイに旅行とか、3ヶ月の短期留学とか、そんな時は十分な補償額の海外旅行/医療保険に入ってますか?

怪我や病気で入院なんてことになってしまったら、数百万円、下手すると1千万円以上もの請求がやって来るかもしれませんよ。(もちろん踏み倒して二度と戻って来ないという手もあるかもしれませんが...笑)

私も最後に医療費が払えなくなったら、さっさと日本に帰ってこようと思ってます(笑)。

それにしてもアメリカって本当に恐ろしい国。

オバマさん、早くなんとかしてくださ〜い。




 
「僕の分ある?」
  
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2009/08/04 18:10 | TrackBack() | サバイバル日記(09年)

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