一昨日から、たくさんの励ましや応援のメッセージ、メールを頂いて、とても感激しています。
殆どの方が、まだ一度もお会いしたことないのにも関わらず、いつも貴重な時間を裂いて私の(時にはつまらない...汗)ブログを見に来てくださり、私の体まで気遣ってくださるなんて、私は本当に、本当に幸せ者だと思っています。皆さんから頂いているパワーは計り知れません!
そう、転移しまくりの進行性がん患者なのに、私は心から自分の事を「ちょー幸せ者」だと思ってるんです。(笑)
まだすべての方にお返事が出せていませんが、これから書かせていただきます。本当にありがとうございました。
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おかげさまで、風邪(多分?)で弱ってた体もすっかり良くなって、今朝はまたいそいそと、コナーと自主トレに行ってまいりました。そちらの様子はまた次回にでも♪
んで、これからの(飼い主の)がん治療の選択としましては、一昨日(木曜日)にホークアイ(主治医)と話してこのような感じになりました。
選択その1:バーゼルに戻って再度PRRT治療を受ける。
これはもちろん有望な選択です。とゆーのも、1年半で切れてしまいましたが、絶大な効果があったのには変わりなく、またバーゼルでもういっちょ核爆弾を落としてもらう、ってゆーのもかなりありだと思います。(笑)
スイスの医師の話では、腎機能が正常であれば、何回も繰り返し受けることのできる治療だと聞いてます。
ただひとつ気になるのは、がんが進行するにつれて、ソマトスタチン受容体が少なくなる(!)ケースがあるらしいのです。なので再度オクトリオスキャンを受けて、集積率が未だ「健在」であることを確認しなくてはなりません。
バーゼルには、早速今回のCT結果と一緒に経過をメールで伝えたので、再度受け入れ可能かどうかは返事待ちと行ったところです。
選択その2:Radioembolization(マイクロスフェア、放射線塞栓療法)
以前に少しだけ聞いた事のある治療法でしたが、こちらに日本語の説明を見つけました。これだとS大病院で一回(一泊)ですむそうです。
従来の薬物を使った塞栓療法(chemoembolization) と処置は似ていますが、例によってオマタから(なぜオマタからなのかいつも不思議なのですが)肝動脈に向けてカテーテルを挿入し、そこに抗ガン剤の変わりに、放射性物質(Y-90)を流し込み、肝転移をアタックするという治療法だそーです。
このY-90は、ご存知PRRT治療に使われているものと同じ放射物質です。
ホークアイは、PRRTで私の腫瘍がかなり縮小したこともあって、私の場合は抗ガン剤よりも、放射物質の方が効果が高いのではないかと思ってるようです。(実際、以前やった抗ガン剤治療は、PRRTほどの効果はありませんでした。)
ただ、これは肝臓だけをターゲットにした治療です。(CTで見る限り、私の腫瘍はすべて肝臓内なので、候補にあがっているらしい。)なので、副作用も全身に影響する抗ガン剤よりは軽いらしいのですが、肝臓全体がY-90のターゲットになるので、PRRTよりはダメージが大きいかもとのこと...。比較的新しいので、臨床データが少ないというのもちょっと???。
いずれにせよ、この治療も全身のオクトリオスキャンで、他に病巣がないことを確認することが必要でしょうか?
それにしても、アメリカ国内ではY-90はすでに使えるのに、PRRT療法は出来ないってところにちょっと疑問を感じてしまいます。
どーせ薬物(Y-90とDOTATOCのコンビ)の特許とか(医療上ではどーでもいい)法律、利益等の問題で製薬会社間でごちゃごちゃもめてるのでしょう。
いずれにせよ、患者にとってはいい迷惑ですねー。(汗)
それにしても、ホークアイと話したのが木曜の午後、そして金曜日には立て続けに放射線科と核医学科から連絡があり、すぐに検査/診断のアポが入りました。
いつになく、むっちゃくちゃ行動が速かったんですけど、ホークアイ...。どーゆーこっちゃ???
とりあえず、5月の最終週に、このマイクロスフェア(Radioembolization)の専門医に会って、詳しい治療内容を話合うことになり、6月の初めにはオクトリオスキャンを撮ることになりました。
思ったより、かなり速いペースで治療計画が進んで行くかもしれません。
いつも応援、ありがとうございます!
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