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2017/06/24 17:40 |
治療歴12~再会、たまごっち先生
実際のところ、ホークアイはできる限り手術になることを避けようとしていました。下手をすると命を落としかねない手術です。そしてたとえうまくいったとしても、そのあと順調に回復するという保証もありません。そんな危険を冒してまで、はたしてやる価値があるのかは、かなり際どい判断だったようです。もっとも私の知る限りでは、この価値をほぼ確信していたのは、後にも先にもたまごっち先生だけでした。

4ヶ月ぶりのたまごっち先生のクリニック。今日はフェロードクターと一緒でした。30代半ばぐらいの男性で、おとなしそうな感じです。外科医のようですが、私の手術に立ち会う訳ではなさそうです。たまごっち先生は、私の一番最近のCTを見てきたらしく「以前よりマシになりましたねぇ。」そして「これなら死ぬ確率は5%くらいですね。20人に1人です。」本人は喜ばせたつもりのようです。そして「以前も話したとおり、これは腫瘍のDebulking Surgery (減量手術)です。すい臓の原発腫瘍をできれば全部取り除きます。少し残るかもしれません。そして肝臓もできるだけ切って転移の量を減らします。周辺の臓器もかなり切り取るので、この承諾書にサインしてください。」リストには摘出予定の臓器や部位がズラリ...「すい臓尾部、脾臓、左腎臓、左部結腸、胆嚢、肝臓の数区部...」なんかこれ前回の話より増えてませんか? 「あっ、そうそう、あと胃も全部摘出...」と言って書き足します。「胃も全部取るんですか!?」「CTで見る限り、胃も全部腫瘍に覆われてます。20%くらいなら残せるかもしれませんけど。」

たまごっち先生がちょっと席をはずした時、フェローの先生が気の毒そうな顔をして「(たまごっち先生は)全国でもこの手の手術は一番経験があるし、成功率も高いから...。」成功率が「高い」? 絶対成功してもらわないと困るぅっ!

2人が出て行った後、また30代半ばくらいの別の若い医師が早足に入ってきました。自己紹介もせずに「ちょっといいですか」といって、私の腹部を触ってチェックします。「貧血はありますか」「体重はどのくらい減りましたか」などと次々に質問してきます。そしてしばらく難しい顔をして何か考えています。そして「肝臓以外には転移はないんですね?」と念を押すような口調。「はい、来週もう一度Octreoscanをしますけど。」「わかりました。とても重要なことですからね。転移がないことは」さらに念を押して出て行きます。あとで分かったのですが、この医師が手術でたまごっち先生の助手をつとめる外科医だったのです。気になって、私の様子を自分の目で確かめに来たというような感じでした。

(治療歴13へつづく)
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2007/07/06 18:09 | Comments(0) | TrackBack(0) | 過去の記録3~手術編

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